お夕飯の用意をしようかなあ。。っと思ってたら,下宿人さんのJたちが帰って来た。
いつもより,ちょっと早い。
あらら、まだご飯の用意ができていないのよ。今からするからね。まっててね。
なんて言ってたら、Jはよかれと思ってのことなのは十分わかるのだけど,屋根の雪下ろしを始めてくれた。
彼らの部屋は2階なのに、窓が雪で開けられないほど。
その下の部屋が雪の重みでつぶれてはいけない。
窓からスコップで押したら雪が落ちてくれないかな。。なんて、夕べ話したことを思い出す。
だから、Jはお仕事で疲れて帰って来ただろうに,すぐに始めてくれたのだ。
その気持もありがたいほどよくわかる。
でも、私が手伝うことはできないから、次男坊に手伝いをたのんだ。
でも、次男坊も今日はもいろいろ雪かき仕事をしてきてて、靴づれまでできているという。
お願いしても、ふてくされてイライラしてる。
私も夕飯の準備でてんてこ舞い。
そのうち,私もイライラしてきた。
次男坊が家に入って来たら、「そんな不愉快な顔をして仕事をするならしなくていい、おかあさんがする!」なんて、怒って私も外に出た。
そうしたら、Jも次男坊も、今日はここまでにしておこう。
と言うことで家に入ったみたいで,私が始めたから またJも外に出て来てくれることになってしまった。
私は何をしてるのだろう。
一人でイライラして、次男坊を傷つけてしまったとおもったら、無性に悲しくなった。
ご飯を並べるだけにして、後は皆で食べてもらう。
一人で部屋にいたら少しは落ち着いてきたけど、自分の馬鹿さ加減が本当に悲しい。
そしたら、子ども達の方が優しくて、姫も、「お母さん、早く寝ようよ」って言ってくれる。
そして、情けなく寝てる母が、 あっ、電話もってこなくっちゃ。なんて一言言ったら,お布団に入ってたのに、とって来てあげるよ。って。
次男坊もお風呂に入ろうとしてるから、「Sちゃんごめんね。お母さんがわるかったね。おかあさん、Sちゃんに意地悪しちゃったみたいで悲しいの」って言ったら,また 大丈夫だよ。って言ってくれる。
本当に,子ども達の方が優しいから,母はますます情けない気持になっていく。
お父さんに話したら,perfect なお母さんなんてする必要はないんだよ。って、また言ってくれる。私がどんな感じだったか、手に取るようにわかるよって。
私はまた、自分で自分の首を絞めているのだろうなあ。。。
Jだって、別に誰かが手伝って欲しいなんて思わないで,よかれと思って始めてくれたこと。
それなのに、私が「手伝いを出す」という 或る意味、私が理想とする「かたち」を押し付けて次男坊にお願いした。
本当に申し訳ないわ。。。