夕べのデイナーに、新潟県出身の方がきてくださった。
それもあって、新潟の話しを子ども達にもするなかで、田中角栄の話しになった。
私が丁度、小学校3年生ぐらいの頃にロッキード事件が明るみに出たようなきがする。
ニュースでは連日、ロッキード、ロッキードと騒いでいた。
幼かった私の記憶の中では、今太閤ともてはやされた田中角栄のイメージはない。
汚職にまみれて、政治家を闇で操って、そして病気になり、取り巻きの人々が蜘蛛の子を散らすように離れていって亡くなられた。。。そんな印象しかなかった。
そんな私だったけど、あるとき、初めて関越トンネルをくぐって新潟県に入った時に思った。このトンネルが、どれほどの変化を新潟の方達にもたらしたのだろうと思った時、今この瞬間に社会で作り出されるイメージで人を判断してはいけないと、そんなことを思ったのだった。
そんな話しも交えながら、批判するのは簡単だけど、それを熱狂して支持した人たち、強い思いで反対した人たち、そんな時代の空気をきちんと読めなくては歴史は語れない。。。なんて、偉そうなことを子ども達に話しながら、田中角栄が「コンピューター付きブルドーザー」と呼ばれてたという話しをしたら、爆笑された。
あだ名にも、時代がでるのねえ。。。。