2012年11月29日木曜日

ひろしの母ちゃん

　私が憧れる母親像のひとつに、小さい頃読んでた漫画　「ど根性ガエル」のかあちゃんがある。
かあちゃんは女手ひとつで、生活の苦しさにも負けず、明るく悪ガキ「ひろし」を育ててる。生計をたてているのは、彼女の縫い物仕事だ。
もちろん華やかに仕事をしているわけではない、生活の苦しさは随所に出ている。でも、ひろしはもちろん、ひろしの友人達にも慕われて、家の中に暗さはない。

　母ちゃんはひろしのために三食を作り、洗濯をして、悪ガキ達が遊びにくると明るく迎える。ひろしがくだらないことを言ってる横で「いそがしいんだよ！」っていいながらミシンを踏んでいるけど、ひろしが悩みをかかえていたらすぐに空気でわかる。
学校から呼び出しがあったら、直ぐに駆けつける。

　家計の足しになんとか働きたいと思った時、私は一番にこの姿を思った。
働くことは夫も応援してくれている。でも、私には外で働く選択肢はないと思った。英語の問題もあるし、日本とは違う子ども達の学校への送り迎えという習慣、時間帯。。。
夫の生活は不規則で、私と育児や家事を分担することはできない。それに、助けてくれる親が近くに住んでいるわけでもない。

　収入の少なさを心配してくれる人もいるけど、私は「ひろしの母ちゃん」のように、家事をして子育てをしながら、家で仕事をする方が自分の性に合っていると思ったのだ。


　昨日、そんな思いで調べていたら、Wikipedia にちゃんとのってた（笑）
http://ja.wikipedia.org/wiki/ど根性ガエル
しかも英語版まで（大笑）

　へえ。。。なつかしいなあ。。そうそう、こんなキャラクターもいたよね。
なんて、読んでて、かあちゃんの項目に来て愕然としてしまった！！！

母ちゃんったら、３４歳だって。
そっ、そんなあ。。。　いまどき、私の世代だってこんな落ち着いた母ちゃんはいないとおもうのだけど。。。。（大笑）