2016年1月11日月曜日

 ご機嫌に起きて来た姫が,朝からBeauty and the Beast のビデオを嬉しそうに見てる。
小さい頃から,好きなお話し。どこでもドアの先のお父さんも嬉しそう。
そんな穏やかな朝に,ニュースが届いた。
なんともいえない思いがする。自分の未熟さにも苦しい思いがする。
そんな思いを,次男坊を送る車で話した。
彼もいろいろな思いをしてるだろうな。。。

  朝から何ともいえない思いがする。
気持をまとめないといられないような思いがして,綴っていた。
人が自分を嫌っている、なぜこんなに嫌われるのだろう。
どうしてなんだろう。。と悩んで不愉快な感情を覚えるより、何か事情があるのかもと思う人になりたい。

 そんなことをフッと思って,さあ,頑張ろうと思った矢先に、また違う知らせが入る。


 知らせを受けて,直ぐに家に向かった。
94歳のおばあちゃまのこと、家族のみなさんは落ち着いている。
あなたったら,こんなに冷えて。
髪の毛もまだぬれてるじゃないの。。。って、私の姿をみて笑う。
 
 そんな私に暖かな素敵なショールをかけてくれた。
あなたにあげる。
ママが最後まで使ってた物なの。 

 そんな、もらえないわ。あなたがつかわなくっちゃ。
いいのよ。ママはあなたが大好きだったんだから。と、そんな優しい声をかけてくれる。
涙がとまらなかった。

 私が作ったお人形のドレスをとても喜んでくれたのだとか。
子ども達の新学期もはじまった。ちょっと落ち着いたところで会いに行こう。
そう思ってた矢先の別れだった。

 ドレスを作らせてもらって本当にうれしかった。
あんなにいい仕事をさせてもらえて,チャンスをもらえてうれしかった。
そう言う私に
G(おばあちゃまにとってのひ孫さん)が、とっても喜んでる。
とてもいい形で代をつなげられた。と、家族のみなさんが声をかけてくれる。

 そして涙がとまらない私に、泣いちゃだめよ。
ママはとっても幸せよ。今,パパの側にいるのだもの。
パパに会いたくて,会いたくて,ずっとこの日を待っていたんだから。
と、皆さんが笑う。

 私がはさみを入れたウェデイングドレスに身をつつむおばあちゃまは、ホントに幸せそうで、その側で微笑む花婿さんは長身のモデルさんみたい。
ホントだね,今頃、あのドレス姿でダンスを踊ってるのかも。

 さあ、頑張って行こう。
私ができることは,ただ,日いちにち、大事に丁寧に生きることだ。
そんな風に思いながら,また子ども達を送って,迎えて。ご飯をつくって。
そして針仕事。

 今日はいろいろなことがあって、子ども達が寝静まってからも しばらく起きていた。
さあ、明日から,またがんばろう。