ある夜、我が家のお兄ちゃんの運転で二人っきりでドライブした。
ただ運転免許をとるための練習につき合っただけなのだけど、やっぱり母としては嬉しい。
久しぶりの二人だけの時間。そしたら、こんなことを言って来た。
お母さん達は計画性がなさすぎるんだよ。
僕一人育てるのだってたいへんだろうに、アメリカに来てどうなるかもわからないのにSちゃんを生んで、それでまたたいへんなのにKちゃんを生んで。。。って
大学選びの真っ最中。
我が家の経済状態をいろいろ知っての言葉だろうと思う。
限られた選択肢のなかで、彼なりに一生懸命努力してくれている。
返す言葉もなかった（笑）
今思えば、たったの２５歳。そんな若い時に婦人科系の病気をした私は、子どもを諦める道も考えましょうとお医者さんに言われた。
でも、どうにかして恵まれたくて、不妊治療にもたよって、ようやく恵まれたのがお兄ちゃんだった。
だから、それからどれほど間があこうとも、次男坊、姫に恵まれた度に、これ以上の幸せはないと感謝して生んできた。
そう、母は返す言葉もない、無計画そのもの。。。
お子さんの数も、生まれる時期も、きちんと計画して、その通りに人生がすすんでる人をみると、すごいなあ。。って思うけれど、私にはできなかった。
でも、やっぱりSちゃん、Kちゃんがいてよかったんじゃないの？
って言ったら、まあね。そりゃそうだよ。。。って、お兄ちゃんは笑ってた。
そう、だから、後はお父さんと一緒に一生懸命働いてあなた達を育てるしかない。
そう、それしかないのだ（笑）